日本大学 理工学部 電子工学科

助手の山口拓人先生が(一社)電気学会 電子・情報・システム部門誌 論文奨励賞を受賞しました。

電子工学科助手の山口拓人先生が、2025年電気学会 電子・情報・システム部門大会(令和7年8月27~30日,金沢工業大学にて開催)において、2024年電気学会 電子・情報・システム部門誌 論文奨励賞を8月28日に受賞しました。

山口先生は、2024年電気学会電子・情報・システム部門誌に掲載された以下の論文
タイトル:Gap Junctionモデルを用いたハードウェアカオスニューラルネットワーク
著  者:山口拓人,佐伯勝敏
掲 載 号:電気学会論文誌C,Vol. 144,No. 7,pp.580-587,2024.7.1

の内容が評価され、論文奨励賞を受賞しました。
本論文では、入力周波数という一パラメータによって非カオス状態からカオス状態へ移行可能なハードウェアニューラルネットワークを構築しています。このネットワークを、機械学習の一つであるリザバーコンピューティングのリザバー層(中間層)に転用し、計算効率が最大となる”カオスの縁”を観測可能な物理リザバーコンピューティングの構築実現性を示唆しました。

 

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