日本大学 理工学部 電子工学科

電子工学専攻の学生2名が国際ワークショップでBest Poster Awardを受賞しました。

 塚本新 教授の指導する電子工学専攻1年の寺下進之佑君と、中川活二教授の指導する電子工学専攻1年の齊藤日菜さんが、2016年11月11日、12日の2日間に本学理工学部駿河台校舎1号館CSTホールで開催された国際ワークショップInternational workshop on novel photo induced phenomena and applicationsにおいて、Best Poster Awardを受賞しました。

 寺下進之佑君の研究タイトルは、
“Multiple magnetization state on GdFeCo bilayer controlled by All-optical magnetization switching”です。
 塚本教授が発見した数十フェムト秒という超短パルス光による全光型磁化スイッチング現象を利用して多値記録を実現することを提案し、実験的に示したものです。組成調整した2層磁化膜に対し、磁気光学計測および複合磁気光学イメージング観察により、多値磁化状態の実現および磁場駆動では不可能な磁化状態遷移を実証しました。

 藤日菜さんの研究タイトルは、
“Magnetic anisotropy of garnet films by metal organic decomposition method”です。
 磁気の波を利用するスピン波デバイスの創生に向けて,波を伝える材料としての磁性ガーネット薄膜を、有機金属分解法で作製し、その磁気異方性を評価したものです。
 この国際ワークショップは、​​理工学研究所講演会として​塚本教授が代表をつとめる基盤形成プロジェクト​が中心となって実施されたものです。

​​国際​ワークショップHP:
http://atlab.ecs.cst.nihon-u.ac.jp/WS_award.html

左から、2番目が齊藤日菜さん、4番目が寺下進之佑君、1番右が塚本新教授
左から、2番目が齊藤日菜さん、4番目が寺下進之佑君、1番右が塚本新教授

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