日本大学 理工学部 電子工学科

塚本教授の国際共同研究成果論文が米国物理学協会APL誌に掲載されました

塚本新教授が、中国Xiangping Li教授のグループ、オランダTheo Rasing教授のグループと実施した研究成果です。

①近年注目を集めるトポロジカル光波の一つであるボルテックス・ビームという特殊な光を、②100兆分の4秒という超短時間、③薄膜磁性材料に照射するのみで、④磁化反転制御したものです。その光の性質から、従来の円偏光を用いた場合よりも、より小さな領域の制御が可能となります。光スピントロニクスとして注目されております。

今回の研究成果は、トポロジカル光の研究を行っていたLi教授と、光で磁性を超高速制御する研究を行っていた塚本教授、Rasing教授の共同研究で実現しました。
Li先生は、平成26年に塚本教授を訪れ、船橋キャンパスにて教員や学生向けに研究セミナーを開いて頂いたこともあります。

論文題目:All-optical helicity-dependent magnetic switching by first-order azimuthally polarized vortex beams
Appl. Phys. Lett. 113, 171108 (2018); https://doi.org/10.1063/1.5051576

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