日本大学 理工学部 電子工学科

塚本研究室の博士2年小林祐希さんが国際会議(MORIS2024)にてBest Poster Awardを受賞しました

2024年5月28日~31日にイギリス ヨーク The Guildhall Yorkで開催された光と磁気に関する国際会議(MORIS2024)で、
電子工学専攻塚本研究室の博士後期課程 2年 小林祐希さんが、Best Poster Awardを受賞しました。

受賞題目:Evaluation of Longitudinal/Transverse Thermoelectric Generation in GdFeCo Ferrimagnetic Alloy Thin Film

 本研究は、環境発電技術への応用も期待されている、「熱電変換現象」に関する研究です。
熱電変換現象には、半導体と金属からなるペルチェ素子の表・裏面の温度差を利用するゼーベック効果が有名ですが、
本研究では特異な温度依存性を持つフェリ磁性合金を用いた新たな熱電変換現象の探求と応用検討を行っています。

本発表では、GdFeCoフェリ磁性合金薄膜が温度差により現れる誘起電圧を確認し、その負荷抵抗依存性から発電電力評価を試みました。
これら成果を踏まえた発表議論を各国の研究者に評価され、Best Poster Awardsに選出されました。

おめでとうございます。

参照:http://moris2024.org/awards.html

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