日本大学 理工学部 電子工学科

電子工学科4年の上田拓矢君とヒメネス ベハラノ ディアナ エリザベスさんが、平成28年 電気学会 電子・情報・システム部門大会で優秀ポスター賞をそれぞれ受賞しました

 佐伯勝敏教授の指導する電子工学科4年生の上田拓矢君とヒメネス ベハラノ ディアナ エリザベスさんが、神戸大学で開催された平成28年電気学会 電子・情報・システム部門大会において、平成28年電気学会 電子・情報・システム部門大会 優秀ポスター賞をそれぞれ受賞しました。

 上田拓矢君のタイトルは、「カセグレンアンテナを用いた超音波センサの反射波に対する一検討」です。
 本研究は、車や重機等の接触防止を目的に、超音波センサの指向特性を広げる研究です。超音波素子単体では指向性が高く、広範囲な測定が難しいのですが、今回新たにカセグレンアンテナを用いた超音波センサシステムを構築し、超音波を広範囲に分布させ,指向性の制御を可能にしています。

 ヒメネス ベハラノ ディアナ エリザベスさんのタイトルは、「細胞体モデルの確率共鳴現象に対するー検討」です。
 研究室では、生体のニューロンを電子回路でモデル化し, 脳型情報処理システムの構築を目指しています。一般に、システムにおいてノイズは, 不要な情報として考えられていますが,閾値を持つ非線形システムにおいてノイズが良い影響を与えると言われています。今回、電子回路で構築したニューロンモデルにノイズを加えることで反応が速くなることを明らかにしています。

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