日本大学 理工学部 電子工学科

電子工学専攻2年の堀口拓君が,平成28年電気学会 基礎・材料・共通部門において,優秀論文発表賞を受賞することが決まりました

佐伯勝敏教授の指導する電子工学専攻2年生の堀口拓君が,平成28年電気学会 基礎・材料・共通部門の計測研究会の年間発表者の中から,一名のみ受賞できる「優秀論文発表賞」を受賞しました。発表は,「複素インピーダンスを用いた低濃度酸化性ガスセンサに対する一検討」(IM-16-027)と題し,平成28年6月に電気学会にて発表しました。本研究は,開発が盛んに行われているディーゼルエンジンの燃焼時に生じる窒素酸化物や,軽油に含まれる硫黄成分の排出量を常時モニタリングすることを目的にセンサを開発しました。センサは,Si基板上のくし形電極に,銅フタロシアニンを蒸着したガスセンサの複素インピーダンスを用いて,低濃度におけるNO2およびSO2の気体判別を行い,複素インピーダンスの変化パターンの違いから気体判別が可能であることを明らかにしています。なお,授賞式は平成29年基礎・共通・部門大会会期中9月19日(火)に室蘭工業大学にて行われる予定です。

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