日本大学 理工学部 電子工学科

永田知子助教の電子型強誘電体の異常光応答に関する研究成果がTransactions of the Materials Research Society of Japanに掲載されました。

永田知子助教と、令和元年度に学部を卒業した本宮正隆君、磯部響季君、徳永聖君による、電子型強誘電体の異常光応答に関する研究成果がTransactions of the Materials Research Society of Japanに掲載されました。

通常、半導体に光を当てるとその光強度に比例した数の電導キャリアが生成しますが、電子型強誘電体に光を当てると光強度に対して電導キャリアが指数関数的に増加することがわかりました。この現象を太陽電池に用いれば、発電効率の理論限界を超える可能性があります。光センサーとして使うことも可能です。

“Increase in Electric Conductivity of YbFe2O4 under Ar laser Irradiation”
Tomoko Nagata, Masataka Motomiya, Hibiki Isobe, Takara Tokunaga,
Transactions of the Materials Research Society of Japan. Volume 45 Issue 2 Pages 35-37 (2020).
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tmrsj/45/2/45_35/_article/-char/en

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